最近の様子 9月25日UP
本校では毎年9月に「いのちの日」を設けています。交通安全の意識を高めるとともに、自他の命を大切さについて見つめ直す大切な一日です。
今年度は、10月23日(金)に予定している80周年記念式典のメインテーマ「平和について考える」の事前学習と位置づけ、講演会を実施しました。
講師には、2年前の人権講話でもご講演いただいた、シンガーソングライターの清水まなぶさんをお迎えいたしました。


歌と語りの講演活動をされている清水さん。当日は実際に戦地に赴かれたお祖父様の体験をもとに作られた楽曲を披露していただきました。また、県内各地で取材された戦争の記録や特攻隊の方の思いを歌と語りを通して届けてくださいました。
<生徒の感想より>
○まなぶさんの曲にもあったけど、戦争に行っていた祖父が自慢もせずただ笑ってくれたのは孫に同じような体験をさせないためだと思うと、胸が苦しくなりました。やっぱり戦争は起きてはいけない事だと思いました。
○「戦争などの体験談を話している人は、その時どういう気持ちで思い出して話していたのか」という言葉。確かに自分の辛い思いや悲しい出来事を語るのはどれだけ辛いことなのかと考えさせられた。
○「特攻」とは帰る分の食料すらなく、生きて帰ることが根本から想定されてない特別攻撃…。聞いているだけで頭が痛くなるような、作戦と言っていいのかすら、わからない話ですが、これが実際に行われていたということに(心の)混乱を隠せませんでした。
○清水さんのおじいさんの日記や、特攻隊として旅立った方のお母さんへの手紙を歌にして聞かせてもらって、戦争は本当にしてはいけないものだなと感じました。また、「一番怖いのはお母さんの涙」という歌詞がすごく心に残りました。清水さんの講演会は前にも聞いていたのですが、3年生になって戦争の授業を終えたばかりで、その時とはまた違う感情になりました。


清水さんが取材を通じて丁寧に聞き取ってくださった言葉の一つ一つは、現代社会を生きる私たちにとって、未来を照らす大きな道しるべとなりました。命や平和と向き合う、非常に濃密で貴重な50分間となりました。
続いて6時間目は、8月6日に広島平和記念式典に本校代表として参加した生徒2名による作文発表を聞きました。


○毎年戦争の話を聞き、戦争についてたくさん学び、命の大切さだったりとか、戦争の辛さだったりとかは、今のわたしたちがこれからの世代に話して誰もが戦争について考えることは大切だと思いました。
○広島の博物館を見に行ったことがあって僕も見た時見るに耐えない写真ばかりで途中で見るのをやめようか考えたくらい見ているのが苦しい写真ばかりでした。発表者も同じようなことを思っており、誰が見ても心にグッとくるものだと思いました。
○「軍隊や兵器、武器などの戦争につながるものが世の中にある」ということや、もっと身近なところ「犯罪やいじめ(国際規模になると、戦争になる可能性が高い)」など、このようなことがなぜあるのかということもこれをきっかけに考えられました。
○今、自分が平和なのは当たり前ではないことが分かりました。平和な日々の生活に感謝して生活していきたいと思いました。
創立80周年記念式典のメインテーマ「平和について考える」に向けて、全校生徒・教職員が共に思いを深める、大変意義深い一日になりました。